2018/06/19
なあるほど

「夜は短し歩けよ乙女」
〜森見登美彦〜

『夜は短し歩けよ乙女』:森見登美彦(もりみ とみひこ):2006年11月30日:角川書店:¥1500:東部台文化会館
 有頂天家族の原点かな?
〜僕は後輩の黒髪の乙女に一目惚れし、外堀を埋める作戦を継続。大学のクラブの先輩の結婚の内輪の祝いの会に呼ばれて、散会した後乙女を追ったが、夜の木屋町から先斗町界隈を歩いた。月面飛行というバーで鯉を養殖している東堂氏に出会い、胸を触ってきた東堂氏を追っ払った凜々しき女性・歯科衛生士の羽貫さんと天狗を自称する太鼓持ち樋口さんに出会い、僕は路地で李白氏にズボンと下着を盗まれていた。詭弁論部の面々に偽電気ブランを飲ませる李白氏の話を聞いて、乙女は先斗町に罷り出た叡山鉄道風の三階建て車両での飲み比べで勝利した。下鴨神社の馬場で行われる古本市、古本の神様がいたずらを仕掛ける。李白氏は,真夏の我慢大会で優勝者に望みの本を進呈すると言う。乙女が探している『ラ・タ・タ・タム−ちいさな機関車の不思議な物語−』を手に入れようと、僕も参戦し、勝ちを収めて、絵本は乙女の手に落ちるが、彼女は僕の奮戦を知らず、内田百闡S集を買う金を貸してくれた。文化祭、乙女が射的で緋鯉のぬいぐるみを手に入れた。ゲリラ演劇が演じられ、実行委員長は取り締まりに奔走する。羽貫さんと樋口氏、昨年出会った女性と再会するまでは同じパンツをはき続けるというパンツ番長はゲリラ劇が行われる場所で直前にコタツを囲んでいる。象のお尻を再現している女性は紀子さん。女優が実行委員会に拘束され代役を務めたのは黒髪の乙女、終幕は屋上に設置された偏屈城で偏屈王とプリンセス・ダルマが再開するのだ。乙女の痕跡を追いながら死にそうな目に遭いつつ、屋上に辿り着いた僕はパンツ番長から主役である偏屈王の役を奪う。ハッピー・エンド。京都に質の悪い風邪が蔓延している。蔓延させた元凶は、パンツ番長か、実行委員長か、いや李白氏であった。秘薬を手にした乙女は意を決して李白氏に秘薬を届ける〜
 下鴨神社・京都大学・叡山鉄道・・・京都の腐れ大学生の物語。主人公二人の名前ぐらい教えてくれれば良いのに、クラブの名も伏せているし、ま・ライフル射撃部なんだろうけどね、乙女が見事な腕を披露して、緋鯉のぬいぐるみを手に入れているから

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最終更新日 : 2018.06.19

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