2015/10/18
〜last2の筈が〜

「岳飛伝M撃撞の章」
〜北方謙三〜

『岳飛伝M撃撞の章』:北方謙三(きたかた けんぞう):2015年8月30日:\1600:集英社:茂原市立東部台文化会館
 秦容と岳飛の北進・東進が進む一方で,海陵王は南宋と講話して梁山泊への侵攻を準備
〜岳飛が景嚨を進発して,大理から南宋領を侵すが,高山兵のお陰で城を落とし,成都府まで十の砦を築いた。南宋の組織的な反攻がないのは,秦容が小梁山の兵を率いて北進しているからだ。王清が潜んでいる陳家荘が南宋に潰されそうになって,南へ脱出するが,港で会った張朔は王清と妻・鄭涼を十三湊へ送り込んだ。李俊が金居のような暮らしをしている。岳飛が東へ進むと背後に殺気を感じて,横に注意が払われなかったところを程雲に奇襲を掛けられた。梁山泊は胡吐児に父・楊令の吸毛剣を史進に託して届け,金の総帥・兀朮は北辺の地へと送り出す。楊令の剣で梁山泊と戦ってはならないという気持ちが双方に通じていた。南宋の秦檜は桑の栽培と絹織物を物産の軸に据え,戦費を楽々と稼ぐと踏んでいる。秦檜の腹心であった許礼は大理との国境線に追いやられれ,半年後の反転攻勢へ備える〜
 この前の巻で,西遼の執政を母大虫と書いたが,顧大嫂でした!! 日本で隠居暮らしをしている李俊は,溺れそうになった日本人少年を助けて,王清に船に引き上げられたけど,結局・息を引き取ったのだろうなぁ

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最終更新日 : 2015.10.18

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