2015/07/30
〜詰まってきたかい?〜

「閉門謹慎」
〜佐伯泰英〜

『閉門謹慎』:佐伯泰英(さえき やすひで):2015年4月28日:\690:角川春樹事務所:茂原市立図書館
 鎌倉河岸シリーズ26
〜享保二年師走,半月後に正月を控えた大掃除の夜,八百亀が寺坂毅一郎の出世の話があるかと大親分に尋ねる。宋五郎は知らんぷりだが,直々に北町奉行・小田切に相談されていた。この話が漏れると出世の道が途絶えるかもしれない。噂の出所は八丁堀の同心の敷地で開業する医師だった。家主の無役の同心に吹き込まれたという。毅一郎は清廉潔白で知られた人物。同心から与力に上がると,五人しかいない定廻り同心になれるかも知れないのだ。しかし,縄張りの金貸しから金銭を強請っているという流言も飛ぶ。小田切は北町奉行の地位を狙っている旗本の存在や,金を強請っている同心たちに心当たりがある。敵の出方を伺うため,寺坂を役宅に軟禁し,その間に政次と宋五郎が動き回るが,事情を知っている医師が胸を一突きされて殺され,不審な動きをする同心も殺され,それを尾行していた八百亀も頭を殴られた。筆頭老中の用人に数千両の金を貸している名主が浮かび上がる…〜
 何だか,話がすっきり解決して,エピローグが長すぎる

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最終更新日 : 2015.07.30

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