2015/06/27
本当はこういうのを書きたかったって事?〜

「悟浄出立」
〜万城目学〜

『悟浄出立』:万城目学(まきめ まなぶ):2014年7月20日:\1300:新潮社:県立M高校図書館
 こういうものが書きたかったのかもしれないが,受け入れられない?
〜「悟浄出立」:何で猪八戒の後を歩くのだろうか,そう…猪八戒は天将で,悟能という名も持っていた。何故歩き,惑わされ,危機に陥り,それでも猪八戒の跡を付いていくのか?先頭に立って解った…前へ行くだけ!「趙雲西航」:船酔いが非道い。張飛も船酔いが非道いはずだが,主に会えると喜んでいる。中洲で諸葛亮に故郷が何処か聞かれて,嗚呼故郷を捨ててここまで来たのだと理解した。「虞姫寂静」:咸陽の後宮から連れ出され,大王の側に遣えたが,虞という名も簪も耳飾りも取り上げられて,どこにでも行けと言われても,行く当てもない。剣舞を行い,首筋に刃を当てて一気に引いた。「法家孤憤」:皇帝が燕の使者を謁見していて,匕首で襲われてた。刺客はケイカという名だが,私と同じケイカという名は,趙の邯鄲の書記試験で聞いたのだ。あの男に違いない。「父司馬遷」:榮は3年振りに帰ってきた父に会いたくて旧家に行くが,別人のようだ。太史令の職を失ったが,市に出て荊軻刺秦の芝居を見ているが筆を執る様子はない。私は肌を出して,ここに書けと父に迫る〜
 榮の息子が祖父を語って史記は世に出るって事!ええ話やん!マキメ君の新境地だが,受け入れられないのか? マキメって名は普通じゃないのに,学は普通すぎるよね。作戦として,沙悟浄を前面に出すのは成功?

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最終更新日 : 2015.06.27

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