2014/09/25
10〜

「岳飛伝10天雷の章」
〜北方謙三〜

『岳飛伝I天雷の章』:北方謙三(きたかた けんぞう):2014年8月30日:\1600:集英社:県立M高校図書館
 長江の戦いは梁山泊の勝利,大理における南宋と岳飛のぶつかり合いは次の巻かぁ!!
〜小梁山の住民は1万に成り,劉剛は調練を忌避した2名を処断したが,大きく心が動くときは相談に来いと秦容に釘を刺される。金の簫R材は轟交賈に課税しようとする朝廷の意図が見えず,ものの動きが大きく変化し,特に銀の附則が気になって仕方ない。南宋の韓世忠は妻を日本に派遣し,沙門島攻撃を計画する。蒲甘が南宋に唆されたか2千で南下を始めた。異形の30〜40名が別働隊として動き,途中で曲がった刀を投げてきて,小梁山の300名が飛刀の犠牲となった。沙門島には孫二娘らが残ったが,韓世忠の水軍の手に落ちた。沙門島陥落後,金と梁山泊は交戦状態にあるはずだが,静かであったが,史進は淮水・長江を越え,臨安府に攻め入り,宮殿前で劉光世の首を刎ねて,南宋の帝は戦を直ちに停止せよと喚き始め,秦檜は宥める側に回る。秦容は岳飛との連携が必要となって,飛刀を使う山岳民族を訪ね,60名を雇い入れ半数を岳飛に送ることを決める。張朔の船隊が島伝いの航路で韓世忠のいない南宋水軍と遭遇し,焔筒を防ぎ,瓢矢で勝利した。兀朮は胡土児に梁山泊に行き,呼延凌を引っ張り出せと命を授けるが,馳せ違うだけで本格的戦闘に至らない。泉州同安で漁をしていた王清は燕青に促され米を買い付けたが,先回りして買い付けているものと出くわすが,それは子午山で共に過ごした祭豹だった。大理に進駐している辛晃率いる南宋軍と岳飛は対峙する。韓世忠は50隻の梁山泊水軍と接近戦に持ち込んで,鷗焔が優勢を呼び込んだ。金宰相の撻懶の病が篤く,簫R材は気が気でなく,魯逸に呼び出されたと思ったら,宰相の地位を狙う斡本により拘束されていた。兀朮と呼延凌の対決の時季は熟さず,撻懶は死の直前,斡本に対し国父となる身は宰相などを目指してはならないと釘を刺す。兀朮は宰相府の制圧を1万騎に命じ,呼延凌を呼び込むが,史進の赤騎兵の突進を寸前でかわす。北での麦の買い占め,南での米の買い占めという宣凱の深謀遠慮が功を奏す予感だ。南宋が長江での梁山泊の通商を妨害しようとしてる。王朔を中心にこれを取り戻す作戦で,韓世忠を誘き出し,無為軍の造船所も潰す積もりだ〜
 次は,長江の戦いと,大里における南宋と岳飛のぶつかり合いだね

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最終更新日 : 2014.09.26

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