2014/09/24
しゃばけ本編シリーズ6〜

「すえずえ」
〜畠中恵〜

『すえずえ』:畠中恵(はたけなか めぐみ):2014年7月30日:\1400:新潮社:県立M高校図書館
 しゃばけ本編シリーズ6
〜一太郎の親友・栄吉に縁談が持ち上がった。まだ修行不足の身で妙であるし,栄吉は若い女に頬を張られ,相手は別の相手と逢い引きをしている。見合い相手の男の借金を立て替え払いししている栄吉の行動も妙であるが,見合い相手の妹の方が気に入っていたのだ。広徳寺の寛朝は黒羽坊という天狗に,小田原の寺で老僧二人が妖に食い殺されたと教えてきた。若旦那は出掛けるに出られず,供は貧乏神の金次と化狐のおしろと咄家でもある場久であり,若旦那が寝れば,その夢に場久が入ってきて連絡は取れる。高僧の肝を喰らって老天狗の力を取り戻し,黒羽坊は喪った羽を取り戻したかったのだ。若旦那の父が上方に行き戻らず,難波の商人が証文を出して長崎屋の乗っ取りを企てる。おたえは一太郎を船で上方にやり,騒動から遠ざけつつ,父親探しを命じる。若旦那も嫁取りの時期だ。大坂の米相場で儲けた話は江戸に伝わり,嫁候補と仲人連中が五月蝿く出入りする。妖を慰労するために,おりんちゃんを呼ぶが,そこに花嫁候補も押し掛ける。長崎屋の裏に新たに長屋と一軒家が建ち,商家の通いの番頭が住み着き始めるが,一軒家の借り手はなかなかいない。貧乏神の金次・化狐のおしろ・咄家の場久を住まわせようと,火鉢を贈られるが,気がつくと盗まれている。山童の仕業と知れる〜
 ネタ切れってことはないだろうが,少し展開を拡げねばならないナ!

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最終更新日 : 2014.09.24

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