2014/07/20
〜一冊飛ばしちゃったけど〜

「フォグ・ハイダ」
〜森博嗣〜

『フォグ・ハイダ』:森博嗣(もり ひろし):2014年4月25日:\1800:中央公論新社:県立M高校図書館
 The Fog Hider ヴォイド・シェイパ・シリーズ4冊目
〜ゼンは船で西に進むのを嫌い,寂れた山の峠道を進む。前歯が欠けた男と腕の立つ侍が立ち塞がったが,侍はゼンに歯欠け男の腕を斬らせたような気がした。義理はなくなったと侍は云う。宿に辿り着いたゼンは,翌朝こちらに来るノギの身を案じて迎えに行くが,侍が宿場の医師に薬を依頼していることを知る。社に薬を届けた医師を尾けると,チハヤは同郷の道場の先輩のキグラだと云う。匿っている女性も同郷のフミは肺病を患っており,ゼンが斬ったギンマの連れであるリュウは敵討ちを欲しているし,自らが師である都の道場主を殺した疑いが掛かり,仇討ち軍勢が迫っていると告げる。二組の追っ手を迎えるに山は不利と,元の宿屋・鈴屋に降りる。ナナシからは翌朝までは安心だと聞かされ,朝を社の石段の上で迎え,15名の刺客が下を通る時に大声を揚げて,林に引き入れる。流石に都で名を成したチハヤだ,飛び道具も持つ刺客7,8人を倒したと云う。ゼンは弓を抑えようとして向かってくる敵を倒した。道場主の座を狙うヤマバの甥,シノカワは手傷を負わせたが,放免した。翌日,戦いの場に戻ったゼンは,吹き矢と手裏剣を使う女盗賊リュウを抑えて和睦した。ナナシが調べた追っ手は30名,リュウは山でやり過ごすのが一番と,別の小さな小屋へ案内する。旗を二本立てた本陣には,弓鉄砲が用意され,先陣を倒したチハヤとゼンとキクラに,大将のヤマバは一騎打ちの決着を申し入れ,キクラはこれを受け入れたが,道場側が出した武者は都で三指に入る他流の筈のヒメジだった。後の先を取ってキクラを倒したヒメジの筋を見た,ゼンは敵討ちを申し入れ,読み切った間合いで脇腹を切られたが,相手の耳下から顎を裂いていた。鉄砲や弓を倒して大将に迫ったゼンは,誘いかと思われるほど隙だらけで,それも演技ではないと知ったゼンは刀を引く〜
 一冊飛んじゃうとチハヤだとか,都の近くに住むゼンの母親の話がちんぷんかんぷんでイカン

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最終更新日 : 2014.07.20

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