2014/02/19
内田先生って面白いじゃん〜

「先生はえらい」
〜内田樹〜

『先生はえらい』:内田樹(うちだ たつる):2005年1月25日:\780:筑摩書房:県立M高校図書館
 中高生向けに書いた新書で、型破りの教育論?
〜誤解がなければコミュニケーションは成立しない。夏目漱石のこころと三四郎に出てくる先生はその典型だし、もっと端的には能楽の張良・・・勝手に解釈して新しい気付きを得られれば良い〜
 よくわからないものを交換するのが無言交易で、交換することに意義がある。言葉の交換もそうだし・・・貨幣がもっとも価値の解らないもの。自分が何を考えているかを、自分が語り終えたそのことばをつうじて知る・私たちが語っているとき、その語りを導くのは、聞き手の欲望(と私たちがみなしているもの)だ。誤読する自由。コミュニケーションはつねに誤解の余地を確保するように構造化されている。自分の馬鹿さ加減が解っているだけで先生の資格あり。人は知っている者の立場に立たされている間はつねに十分に知っている。(ラカン)

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最終更新日 : 2014.02.20

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