2014/01/07
装幀のように色鮮やかな世界だろうか・・・巧く表現されていない〜

「はなとゆめ」
〜冲方丁〜

『はなとゆめ』:冲方丁(うぶかた とう):2013年11月6日:\1500:角川書店:県立M高校図書館
 うーむ、読み辛い
〜歌人として有名な清原元輔の娘として生まれ、橘則光との最初の結婚に見切りをつけたところ、花山帝が出家すると言い出して、道隆は娘が嫁いでいる一条が即位し、宮中の華となるべく才気溢れる女たちを集め、私も新たな恋が終わって迎えられた。最初は恥ずかしくて夜しか出られなかったが、妙な渾名を付けられる内、一人帝の独占することに専念し、気持ちが自分に向くように華やかさを創り出す女房の一人に加えられることに喜びを見いだした。中宮の一族は華やかであったが、疱瘡で道隆が死に、中宮定子の兄である伊周と弟である隆家の時代が来るかと思われたが、道隆の弟の道長が右大臣になり、兄一家の追落としを謀ってくる。呪詛の罪で配流と決まった兄弟を庇うが、遂に捕縛され、中宮も髪を自ら裁って出家を宣言すると同時に、懐妊がはっきりした。皇女が生まれ、出家したか否かは有耶無耶になり、私自身も二度目の結婚を機に夫の職名と父の姓を組合せて、清少納言と呼ばれた。娘を産んで、早々に戻ったが、道長は幼い娘を中宮とするため、定子を皇后に祭り上げる。後嗣を産み、三度目の懐妊で、女児を産んだが、中宮は帰らぬ人となった。三度目の結婚で、夫の任地に赴き、枕草子に手を入れている〜
 真新しい紙に帝は史記を書くと言い、中宮は何を書くべきかと問われて、しき(もの)には枕が付き物と答えて、紙を賜り、日記でもなく、中宮に読んで貰い笑って貰うものを書いたのよと。ああ、疲れる。女は華やぎを作って人を集め、繋ぎ留めるのが使命と

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最終更新日 : 2014.01.17

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