2013/11/17
大きな変化は最後の最後に〜

「真夜中のパン屋さん 午前3時の眠り姫」
〜大沼紀子〜

『真夜中のパン屋さん 午前3時の眠り姫』:大沼紀子(おおぬま のりこ):2013年10月5日:\640:ポプラ社:県立M高校図書館
 シリーズ第4作
〜ブランジェリー・クレバヤシに居候を始めてから1年が経過した。暮林が期間未定の謎の休暇を取り,斑目とソフィアが店を手伝っているが,希実の母,律子を尋ねて来たのは広島にいるはずの従姉妹の沙耶で,恋人だという30男の安田を伴って,律子の行方を捜し出せと要求してきた。広島の元カレに復縁を迫られ,命の危険を感じて,東京に出てきたのだという。安田とは,旅行中にヤンキーに絡まれている時に,沙耶が木刀で追っ払ったのだという。律子の顧客を訪ねて行方を探るが見つからない。納涼祭では,久し振りに外に出た沙耶の体型から,ニューハーフによって妊娠していることが発覚する。本当の恋人は,継母が美容関係の会社を切り盛りしている村上という18歳の少年で,安田はソフィアを騙して金を盗ろうとしている昔馴染みを張り込んで捜査している捜査二課の刑事だった。神社で安産祈願をする希実と沙耶を元カレが襲ってきて,希実は神社の石段を転がり落ちて意識を失った。走馬燈の様に昔の事を思い出す希実は,暮林の姿を見つけて仰天するが,美和子と過ごした日々を鮮明に甦らせると共に,入院している母・律子と会うように勧められ,承諾する。村上君は子供が作れない欠陥を抱えており,沙耶は想像妊娠だった〜
 想像妊娠って・・・,暮林の失踪は病気の律子に付き添うためだったって・・・。想像妊娠は話の流れとして不自然。次は午前4時かぁ。母の病気が郭公の託卵の真相かな?

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最終更新日 : 2013.11.17

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