2013/10/29
ドラマの続き〜

「ロスジェネの逆襲」
〜池井戸潤〜

『ロスジェネの逆襲』:池井戸潤(いけいど じゅん):2012年6月28日:\1500:ダイヤモンド社:県立M高校図書館
 ドラマ半沢直樹の続き
〜バブル入行組の半沢直樹は東京セントラル証券の営業部長に出向し,電脳雑伎集団から東京スパイラルの買収アドバイザーの話を受けたが,直属の同出向組の諸田は,生え抜き担当の森山ではなく子飼いの三木をチーフに据えた。妙手を捻り出せない三木を急かし2週間後にプレゼンに赴くと,契約は破棄され,親会社の東京中央産業銀行の証券部が新たなアドバイザーに選ばれた。三木には辞令が下り,銀行の証券部だが総務グループに紛れ込んだ。よく聞くと買収先のスパイラルの社長は,森山の中高の同級生で親しくしていたらしい。電話を掛けろとせっつかれて声を聞くと昔に戻ったようで,太陽証券からホワイトナイトを紹介され,PC通販のファックスであるという。フォックスを調べると,銀行からの500億の融資を受け,新規発行株を引き受けてくれるという。創業時からの社員と今後の営業戦略で袂を分かち,彼らの株が電脳に渡っていることを知った瀬名は,半沢のアドバイスを受け,フォックスの買収に乗り出す。フォックスの子会社は有望であり,莫大な資産を持っている。スパイラルの株価は上がり,追加融資をしないと事案が解決できない副頭取派は根回しを続けるが,電脳の元財務担当は子会社を調べるように森山と半沢に耳打ちする。電脳の粉飾決済を知った半沢は銀行の取締役会で説明する。電脳の立て直しに銀行から送る出向者は誰か〜
 半沢直樹の続編が単発か,連続化でドラマ化されるらしく,この本はソレ。テレビは見なくても良くなったか,それとも原作との違いを検証すべきか。子どもとか奥さんは出てこないね,少なくとも。そうなると女優が入らないなあ

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最終更新日 : 2013.10.29

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