2013/07/15
女商人の企み〜

「狼と香辛料X」
〜支倉凍砂〜

『狼と香辛料X』:支倉凍砂(はせくら いすな):2007年8月25日:\590:アスキー・メディアワークス:県立M高校図書館
 没落貴族の女商人
〜上機嫌でやってきたレノスを訪れたものの,町の様子がおかしい。市壁の外に商人のテントが張られているが,市街地に入る時に手形を渡されたのが変なだけだ。宿に入ると小柄な商人が重い荷を背負っている。50人会議の書記が年代記作家だと言うが,北への遠征が中止となって毛皮加工も振るわず,毛皮取引を外部の商人に許可するか否かを協議中で,情報を漏らさないために面会は断っているらしい。宿の主人に気に入られ,小柄な商人が自分は没落貴族でエーブ・ボランと言い,裕福な商人に売られ,買い手が死んだ後,女だてらに商売を始めたという。教会に出入りして,聖像を港町から運んでいるという。年代記作家はリゴロと言い,紹介するという。出掛けていくと,談判は終わり,書いたものを見たい者は大歓迎だ。ホロ自信が出てくる物語もある。会議は外部の商人に現金で毛皮を売ると決めた。自分は毛皮を仕入れて港で3倍に売りたいが,金を預けないかと取引に誘う。ロレンスには,ホロを質草にして,金を借りろと求める。教会の周りの物乞いに噂を集め,確かに聖像を卸している。宿の主人まで,宿を賭けてエーブの商売に賭ける。銀貨2千枚の身代わりと聞いたホロは巧くいっても駄目でも,此処で旅は終いだと宣言した。年代記作家の書斎で見たエーブが持ってきた聖像を見て,ピンと来た〜
 でれでれ具合もこれで終わりかと思わせたいのだろうが,この先12冊もあったんじゃ,白けるというものだ

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最終更新日 : 2013.07.15

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