2013/07/11
やっぱりねえ〜

「狼と香辛料U」
〜支倉凍砂〜

『狼と香辛料U』:支倉凍砂(はせくら いすな):2006年2月25日:\630:アスキー・メディアワークス:県立M高校図書館
 騙される方が悪いのが商人の世界
〜ポロソンの町で手持ちの胡椒をラトペアロン商会に売りに行ったロレンスは慎重に秤を使って商談を重ねたが,賢狼ホロは秤に不正はないが,台が傾いていることを見破り,武具20式を信用買いで手に入れ,宗教都市リュベンハイゲンへ運ぶ途中,傭兵集団が闊歩していると商人から聞き出し,狼が出る平原を進み,羊飼いの少女・ノーラ・アレントを狼避けに雇った。彼女は教会に手間賃で雇われているが,針の商売を志している。狼の気配もなく,リュベンハイゲンへ辿り着き,所属の商館に顔を出すが,商館の親父は浮かない顔をしている。売る相手は店を畳み,隣の店が声を掛けてくるが,売るはずの相手から債権を買い取り,新しい債権者レメリオ商会も異教徒相手の遠征が中止になったせいで,商売が左前の様子だ。武具も1/10に暴落していた。無一文になって奴隷船の漕ぎ手になるまで,二日しかない。ロレンスとホロは,羊に金を呑み込ませて,ラムトラで仕入れた金を町に密輸入する作戦を考え,レメリオ商会に出資を,ノーラに運び役を持ち掛ける。ラムトラ行きで狼の気配を感じ,復路では包囲された。森の中での窮地を救う担い手はホロしかいない。心配しながら森を抜けたロレンスは,レメリオ商会の裏切りで捕らえられ,秘密を知ったノーラも命が危うい。ホロは狼の姿でロレンスを乗せ,城壁へ向かう〜
 ツンデレなのだが,1作目を書いた作者が登場人物の性格設定を忘れていたらしい。本当か? 生き血を啜らないと狼の姿に成れないはずなのに,誰の血を吸ったのだろう。ホロの使う言葉は郭言葉で馴染めないのです

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最終更新日 : 2013.07.11

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