2013/03/15
完結〜

「千里伝 武神の賽」
〜仁木英之〜

『千里伝 武神の賽』:仁木英之(にき ひでゆき):2011年11月15日:\1600:講談社:県立M高校図書館
 4を読んだ後に3を
〜呂用之は時の力の一部を使い随の楊広を甦らせたが,まだ覚束無い。崇山の武僧・絶海は,千里やバソンのように強くなりたくて山を下り,恋い焦がれる蔑収が目の前に現れ,強い師を求めて彷徨う。二人揃って甘蝉という弟子となる。五年に一度の武宮大賽の舞台は麻姑山で,勝者は武神賽に触れる栄誉が与えられる。麻姑は高千里に,崖州の額井峰に生える黄櫨,吐蕃の納木湖に住む嶺羊王の角,麻姑山にある降天の狽新しい弓の材料として集める様に命じた。道士・趙帰真と海南島まで来た千里は結界内に入り,茶屋で働く仙女・明朱のアドバイスを受け,黄乙の遊び相手を務め,武術勝負で朱甲を切り離させて,因果を操らせずに勝利した。朱甲こそが黄櫨の求める束だった。吐蕃ではバソンを求めて龍に乗って旅するが,最初に会えたのはバソンの妻ピキと子であり,吐蕃王の為の弓を作るために納木湖に行っていると知らされる。再会は湖底で,いくつも幻影を見せられた挙げ句,勘に頼って角を手に入れる。絶海は一度諦めた修行に再度挑戦し,弦の張られていない弓で敵を倒せと命じられる。恋する蔑収を鳥に攫われて追い掛けて出会った村人は,甘蝉の力で身体と引き替えに命を長らえたが,死ぬに死ねないと訴える。奇岩を組み合わせた城の様な巣に住む怪鳥は,餌として蔑収を与えようとしており,身代わりとして村人を差し出すが,身のない餌では身代わりにはならないと斥けられる。怒りに燃える絶海の手に黒い巨大な弓が出現し,邪悪な黒い矢が怪鳥を打ち倒す。力と共に自信を手に入れた絶海は,蔑収も我が物とし,武宮大賽で千里とバソンに勝ちたいと明朱が新しく造った武宮を乗っ取って代表の座を手に入れた。麻姑山での代表を賭けた戦いでは,子分ではなく挑戦したい鄭紀昌と千里は手を組み,バソンが飛び抜けているからと,天狐組を率いる文魁之に接近して集めた矢を奪う作戦を立てた。最後に鄭紀昌が裏切ったが,紀昌の情に助けられ,千里とバソンと魁之が代表となった。二人で挑んだ絶海と蔑収は数人を葬り,中央に進み,他の神仙の邪魔を受けながら千里らも最後の戦いに進んだ。絶海は甘蝉から渡された符を使わずに勝ちたかったが,無限の可能性を秘めるバソンの前で符を使い,邪悪な矢でバソンと千里を倒して,手掛かりのない尖塔の上の箱を手に入れたが,輿に乗った煬帝と甘蝉が出現し,武神賽を手に入れた。甘蝉は若い道士・呂用之に姿を変え,時の力を武神賽を込め,野望を挫こうとする神仙を黄泉に送り,神仙の幾ばくかを配下に加えた。地に潜り込む神仙や千里らの前に趙帰真は千里とバソンを地上に投げ返した。戻ってきたのはバソンの地元だったが,村は襲われバソンの妻,ピキもこと絶えていた〜
 ようやく繋がったが,年に一冊では前のお話を忘れちゃうぜ

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最終更新日 : 2013.03.15

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