2013/03/04
「手のひらの父」だった〜

「真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒」
〜大沼紀子〜

『真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒』:大沼紀子(おおぬま のりこ):2012年2月5日:\640:ポプラ社:県立M高校図書館
 20円値上げ
〜ブッランジェリー・クラバヤシで6ヵ月が過ぎた希美は店先で佳乃という25歳の美人で愛想の良い女性を迎える。弘基の昔の彼女で婚姻届を書いた仲だと云い,弘基も否定しないので,倉林も2階に住むことを許した。店に出ると常連も新しい顧客も虜にするが,美和子の部屋に移った希美が元の倉庫を覗くと,佳乃は札束がぎっしり詰まったボストンバッグを抱えて眠っている。結婚詐欺師に違いないと,希美は彼女の中・高時代を知る弘基に陽介を誘惑されては困ると云うと,狙いは斑目に切り替えたらしい。こういう女性はいないかと訪ねてくる男達をあしらっている内に,屋根伝いに佳乃は逃げ出してしまった。本気になった斑目が手掛かりを掴むと何者かによって襲撃された。ソフィアに誘われた店で陽介は佳乃を見つけ出すが,浩基は佳乃と名乗っていた女が双子の姉の綾乃だと見破っていて,二人を救ってくれと頼まれる。弘基の悪仲間でその筋のエリートである多賀田も加わり,佳乃と佳乃を付け狙う被害者の一人も一緒に捕らえようと計画がまとまる。佳乃は6000万で住んでいた高層マンションの最上階の部屋を買い戻してやり直す積もりだと云う。ドーベルマンを連れてきた萩尾の思惑は,陽介が犬を取り押さえたことで潰え,佳乃は自首を決意する。暫くして姿を消した綾乃はバレンタインに,斑目に本命チョコを持参し,希美もチョコを陽介に渡すことができた〜
 弘基はもっと若くて25歳だったんだ。夜中に開くパン屋は美和子のアイデアで,美和子の持っていたデジカメには,幼い希美と美和子が映っている謎が含まれ,まだまだ続くぞって意気込みが見える

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最終更新日 : 2013.03.04

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