2013/1/23
刑務所からの脱出〜

「チェラブ3」
〜ロバート・マカロア〜

『チェラブ3』:ロバート・マカロア:大澤晶(おおさわ あきら)訳:2008年8月31日:\1400:ホルプ出版:県立M高校図書館
 Mission3脱獄
〜ボーリング場で騒ぎを起こし,施設でのスカウティングという詰まらないミッションに就かされになるところをMI5から移った管理監ジョンがジェームズに新しい危険なミッションに引きずり込んだ。アメリカでイギリスに渡される筈だった肩撃ち式精密誘導ミサイルが武器闇商人に強奪された。ジェーン・オクスフォードのグループの犯行と知れたが,ジェーンは二十歳を前に消息を絶っていた。チェラブのエース,デーヴィド・モスと兄弟になり,アリゾナ・マックスに収監されているジェーンの息子・カーティスを脱獄させ,母親を逮捕しようと云う作戦だ。バックアップに妹役が必要だと聞いたジェームズは果たして,基礎訓練を終えたばかりの妹・ローレンを推薦し受け入れられた。収監されたその晩の揉め事で,デーヴは胸にゴム弾を受けて脱落。デーヴが看守に化けて脱獄する計画は,ジェームズが女看守に化ける作戦に変更され,潜入していた大人の支援で,刑務所外に出たものの,予定よりも早く発覚し,検問近くのキャンプ場で20代の子持ち女に千ポンドを払って運転させ,ロサンジェルズへ辿り着く。カーティスはノーマークの父,エティエンの手で,アイダホへ送り出され,オレゴンへと移動し,カーティスはブラジルへ,兄妹はカナダへと旅立つ計画を知る。慎重派の母の計画は二転三転し,カーティスが早めに出発した後,秘密を知った兄妹は始末される運命だったが〜
 このシリーズは登場人物のその後をちゃんと語ってくれて「ああ,なるほどね」と納得させて貰える。緻密な調査で書かれていることがよく分かる

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最終更新日 : 2013.01.23

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