2013/1/21
こんなシリーズがあったんだ〜

「チェラブ」
〜ロバート・マカロア〜

『チェラブ』:ロバート・マカロア:大澤晶(おおさわ あきら)訳:2008年2月25日:\1400:ホルプ出版:県立M高校図書館
 副題は「スカウト」。作者は1972年生まれの元私立探偵
〜ジェームズは11歳,母は故買をやっていて,父親が違う妹・ローレンが一人。太った母親をネタにからかった女の子を壁に突き飛ばし,退学になったが,それを告げるべき母親は飲んではいけない酒を飲んで死亡した。母親の遺した4000ポンドを持ってネブラスカ・ハウスという施設に入ると,ルームメイトは親切にしてくれるが,不良グループに加わり,学校でも問題を起こす。ふと気が付くと,別の施設にいてオレンジのTシャツのマークはチェブラと書いてあり,特異な才能を持ったこどもをスカウトしてエージェントにする施設だと聞かされる。ジェームズは数学のセンスを持っていることが評価された。簡単な試験を受け,快適な環境を求めてスカウトに応じるが唯一の欠点は泳げないこと。15歳のエイミーが水を怖がるジェームズのコーチになり,基礎訓練を受ける刺客を得た。パートナーは女子のケリー。一度落ちた経験を基に訓練をこなしていき,マレーシアでの過酷なテストにも合格した。妹も父親が暴力を振るって拾われてきた。初ミッションは,ヒッピー村に潜入して情報を収集することだった〜
 mission1:ジェームズ1世が特許を出した入会地にヒッピーが住み込み,近所の国際会議場で仕事を貰ったが,石油関係者が集まる会議で炭疽菌を使ったテロを計画。犯人はラジコン車を使って炭疽菌を会議場に運び入れていたが,働いている人に対しては免疫となる特殊株を接種させようとしていた。善と悪の見極めが難しい時代を反映。J.K.ローリングはイギリスのどうしようもない若者を描いていたが,こちらの方は取り敢えずセックスなしで物語を綴ってくれるのでホッとする

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最終更新日 : 2013.01.21

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