2012/10/16
エッセイ集だった〜

「さくら聖・咲く」
〜畠中恵〜

『さくら聖・咲く』:畠中恵(はたけなか めぐみ):2012年8月25日:\1300:実業之日本社:県立M高校図書館
 佐倉聖の事件簿2
〜元大物政治家・大堂剛の個人事務所は風神雷神会の溜まり場で,佐倉聖はW大・政治経済学部の3年生でありながら,所属会員の雑用をそつなくこなす,元札付き不良ではあるが,中学生の腹違いの弟の保護者でもある。就職活動のため,広告代理店D社のアルバイト面接に出掛けて,落雷による停電となり,大切なプレゼン資料の置いてある部屋の鍵が開かなくなった。社員の犯罪を未然に防いで,アルバイトに滑り込み,会社の出した課題に取り組む一方,衆議院議員の加納からストーカーの相談と次々に秘書が辞めていく相談が舞い込んだ。無事に解決すると,二ヶ月もインターンに出掛けていたにも拘わらず中断させられた理由を加納に聞きたくて,加納に代わって落ちた議員の事務所廻りにやらされるが,次の選挙で有望な者か否かを探らせていたのだ。選挙の当落を当てる神がいると選挙参謀を務める佐々木が執拗に食い下がってくる。ソフトを作ったのは加納であったのだ。後任の事務員は大堂が電信柱の様な人間を引っ張ってきて,事務所アキラに波風を立てている。電信柱は地方議員の事務員兼秘書で,参加した企業の政治家から見た価値を数字で表現するとんでもないものだったから,何とかして取り戻す必要があったのだ。佐々木が大堂のコネを当てにして聖に内定書を送りつけさせる嫌がらせを仕掛けている。聖は大堂商事への就職を決める〜
 そうだなあ・・・W大って早稲田って書けないのかねぇ。しかも学科を書かないのが不思議だ。政治と経済じゃ,違いがありすぎるのに。女から見て料理の出来る男ってそんなに魅力的なのだろうか。変なの。しゃばけシリーズ以外にも成功しているシリーズあるのに安心したが,やっぱり女目線なのが気になる。続きがありそうだが,一冊に5年も掛けていたら,世の中が変わりすぎていて,書き直しが大変だろうに。出版社にもそれなりの事情はあるだろうけども

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最終更新日 : 2012.10.16

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