2012/10/15
エッセイ集だった〜

「お友だちからお願いします」
〜三浦しをん〜

『お友だちからお願いします』:三浦しをん(みうら):2012年8月20日:\1400:大和書房:県立M高校図書館
 エッセイ集で,タイトルのエッセイがあるかと云うと
〜1:ひととして恥ずかしくないぐらいには2:そこにはたぶん愛がある3:心はいつも旅をしている4:だれかとつながりあえそうな〜
 タイトルとなっている題名のエッセイはない。大和書房というのは子どもの頃の遊びの縄張り内。彼女の縄張りは町田および小田急線沿線。確かに東京が出てくる物語で登場人物が住んでいるのは下町で,西部・南部は出てこない。舞城王太郎の小説で調布が出てきて確かに驚いた。三浦さんは太っていて出不精で,アパートは汚く,母親は殺したくなるほどの猛烈なキャラで,父親は既に諦観を身につけ,弟も結婚しておらず暮れでも運動不足と云って都内を自転車で爆走する一家に生まれ,異性との接点はなさそうだ。結婚していないのか? ああいうお話を書く人にはエッセイからは見受けられないが,妙に納得する部分もある。そもそも,エッセイと知らず,前書きも読まずに本編に入って,最初の文章を読んで,小説じゃない! 三浦って男だっけ? と思わず調べてしまった

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最終更新日 : 2012.10.15

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