2012/10/06
3に至って飽きてきた〜

「ビブリア古書堂の事件手帳3」
〜三上延〜

『ビブリア古書堂の事件手帳3』:三上延(みかみ えん):2012年6月30日:\550:アスキー・メディアワークス:県立M高校図書館
 栞子さんと消えない絆
〜男性客に絶版の文庫本が少ないと言われて地元の古書市に出掛け,10円差で競り落とせなかった栞子は,出品した覚えのない本を持ち帰らざるを得ず,自分の持っているひまわり娘を店に出そうとするが,競り落とした古書店は腹いせに一冊だけ抜き盗んだといちゃもんをつけてきた。男性客は過去に古書店に勤務し,競りの仕組みを知っており,別れた妻に指輪と一緒に贈った本を妻が売ったのを取り戻したかったのだ。坂口しのぶがこどもの頃読んで忘れられない狸と犬と鰐が出てくる絵本みたいな本を捜して欲しいと云ってきたが,20年以上足を踏み入れていない実家にあるに違いないと3人で出掛けていくが,しのぶの母は娘を罵倒し続ける。それでも,しのぶが作った犬小屋としのぶの部屋は綺麗に残されており,不自然だ。本はチェブローシカと判り,母と娘の関係修復に乗り出す。母の友人の北鎌倉の古い家に住む独身女性は,父親が遺した宮沢賢治の初版本の春と修羅二冊の内の汚い方を兄か兄嫁が盗んだという。事情を聞くと,兄嫁からは若干の不審点が浮かびあがるが,栞子は犯人ではないと,彼らの自宅にいる甥を訪問する。彼は祖父が読むように勧めてくれた本が大学に寄贈されたり,売られるのが嫌だったのだ〜
 ヒロインに残されたクラクラ日記は妹が持っていて,そこに書いてあるアドレスに向けて,近況報告のメールを出していたのだ・・・と。瓜二つの母と娘,母の失踪の謎はまだ解明されない。しかし,世の中に稀覯本とか初版好きの人はいるのだなあ。だからドラマも展開されるのだが,私は興味がなく,飽きてきた

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最終更新日 : 2012.10.07

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