2012/10/04
芥川賞〜

「冥土めぐり」
〜鹿島田真希〜

『冥土めぐり』:鹿島田真希(かしまだ まき):2012年7月30日:\1400:河出書房新社:県立M高校図書館
 芥川賞
〜「冥土めぐり」父は突然の脳疾患で死亡した。スチュワーデスだった母は贅沢な暮らしがしたく,勤め始めたばかりの弟は,母の贅沢に応えてカードを使いまくり,遂にマンションまで売る羽目に陥った。私はセクハラで勤めていた会社を辞めて,区役所のアルバイトで知り合った男と結婚したが,その夫も脳疾患で障害者となり,脳に電極を埋め,パートの私に頼りながらも,電動車椅子に乗って自由に行動できる日を夢見て実現した。かつて母が祖父母や兄弟と行った高級リゾートホテルが区の保養所となり,5000円で泊まれると聞いて,夫と一緒に小旅行をして,家族の柵から解放される思いを感じる。「99の接吻」下町に暮らす女だらけの家の末っ子の私は,芽衣子・萌子・葉子の姉が大好き。波風が立ったのは,下町に観光客のように暮らし始めたSに姉3人が同時に恋したからだった。3番目の姉と結婚の約束までしたが,結局そとの人に警戒せざるを得ない姉は婚約を解消したが,仲直りした姉3人は私を弄り倒す。そう,私はペット〜
 と曲解しちゃったけど,個人的読書の記録だから良いとしよう

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最終更新日 : 2012.10.04

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