2012/07/25
詰まらない出張で〜

「ひなこまち」
〜畠中恵〜

『ひなこまち』:畠中恵(はたけなか めぐみ):2012年6月30日:\1400:新潮社:東部台文化会館
 この人にはこれしかない!
〜巨大な炬燵と一緒に離れに舞い込んだ木切れには5月10日にはたすけて欲しいと書いてあった。暮れに小乃屋の兄弟から持ち込まれた話は,祖父の遺した船箪笥を何とか開けられないかというものだった。上方の河童がなくした甲羅を取り戻そうと画策していたのだ。悪夢が巷に溢れ,変だと思っていると,悪夢を食べた獏が噺家になって語ったことに激怒した侍がいたのだ。大名家に納める雛人形のモデルになる若い女性は側室になるかも知れないと大騒ぎだ。上野に花見に行くと長崎屋一行の部屋に入ってきた東国の河童の女頭目は不思議な薬をもたらすが,真剣に河童の秘薬を求めた侍は妻の愛を確かめるために使いたいと申し出る。黄色い丸薬を使った侍の奥方で,周りの人々や妖怪を悪夢に誘う〜
 「ひなこもち」かと思っていた。「もち」じゃなくて,「まち」しかも「こまち」。あはははは。若旦那が寝込むシーンが少なくて良かったね

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最終更新日 : 2012.07.25

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