2012/07/05
読書感想文対象本かな?〜

「ダーウィンと出会った夏」
〜ジャックリイーン・ケリー〜

『ダーウィンと出会った夏』:ジャックリーン・ケリー:斎藤倫子(さいとう のりこ)訳:2011年7月25日:\1500:ほるぷ出版:県立M高校図書館
 1899年,テキサスで暮らす10歳の女の子
〜キャルパーニャ・テイトはテキサスの農場に暮らす10歳の女の子で,兄3人・弟3人に囲まれている。祖父の代から始めた綿花栽培と綿花工場で裕福だが,大人しくはない。バッタを捕まえて不思議に思い,兄弟達が避けている祖父に尋ねると自分で調べるように指示される。祖父は書斎にいるか,裏の小屋で実験をしている以外は,捕虫網を持って川に標本を獲りに行く。コリーは夏の間,祖父の助手のようになって,観察・実験に付き合い,著者から貰った種の起源さえ貸してくれるのだ。母は女らしく裁縫や料理やピアノを習わせたいのだが,コリーは自分に向いていないと嫌っている。川から戻る途中のアナグマの巣の近くで見つけたベッチを祖父は新種ではないかと写真を撮り,ワシントンのスミソニアン博物館に送った。兄の恋愛騒ぎがあり,コリーの親友に自分の兄弟が同時に恋をし,品評会に出した刺繍は出品者3名だったため,3位となり,感謝祭の七面鳥騒ぎやクリスマスのお祝いが過ぎて,祖父の許に電報が届いた。大晦日,コリーが書いた来年の願いの中に,見たいものを挙げていくと,1月1日のテキサスの朝は雪に覆われていた〜
 頑固そうで,家族から恐れられているおじいちゃんが実は理解のある人で,前々世紀末の少女の未来は拓かれていきそうな予感がする

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最終更新日 : 2012.07.05

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