房総の村&風土記の丘
〜今週は,連休〜
〜成田のむこうの栄町に行ってきました〜
その2
歴史と自然をさぐる博物館
千葉県立
房総風土記の丘
房総風土記の丘の由来
房総風土記の丘は,全国有数の方墳として知られる岩屋古墳(史
跡)をはじめとする竜閣寺古墳群(約120基)と,白鳳仏で名高い竜閣
寺をとりまく緑豊かな自然環境の中につくれられた県立博物館です。
中央部にある資料館のほか,重要文化財の建物や各種の植物観
察園などがあり,全長5000Mほどの遊歩道を巡りながら,これらの施
設を見学し,文化財に接することにより,房総の歴史と自然をじかに
観ずることができるでしょう。
なお,風土記の丘という名称は,各地の様子を書いた「風土記」とい
う昔の書物にちなんだものです。
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このように
小高い丘の向こうに,小高い丘
古墳が連なっています
これは,復原された墳墓です
101号墳
近づきます
説明版には
竜閣寺古墳群第101号
竜閣寺古墳群第101号古墳は,昭和59年〜61年の3次にわたる調査sで,形象埴輪30個体,
円筒と朝顔形埴輪が120個以上,直刀・鏃・刀子・馬具・金銅製耳飾り管玉・須恵器・人骨が出土し
竜閣寺古墳群の中でもっともその様子が明らかな古墳です。特にその埴輪群は優れた資料ですの
で,墳丘および埴輪群を復原し,古墳を造られた当時の姿に再現したものです。埴輪はたてられた
位置で発見されたものはわずかでしたので,推定による配置です。
101号古墳は,6世紀の中頃に二重の周溝の回る円墳として築かれました。埋葬部は墳頂に本
棺直葬で設けられ,中堤北東部分には台地の張り出し部分が造られ,ここを中心に,形象埴輪群
が配置されました。葬送の“祭”が死者の魂をしずめ生前の権威を継承する世代交代の儀式として
おこなわれ,人物埴輪や馬などの動物埴輪が配列されたものは,葬送の列,儀式の場面,あるい
は生前のもっとも輝かしい場面を残すものとして設けられたものです。この古墳の形象埴輪群は,
男子および武人6・椀を捧げる女子10・家1・馬3・盾を持つ武人4・犬2・鹿1・猪1・水鳥2で構成さ
れています。
その後,墳丘東側中段に箱形石棺の第3主体部が築かれ,これとともに墳丘の形も変更されまし
た。内側の周溝の一部を埋め立てて中堤の台状張り出し部分とつなげ,前方後円墳(帆立形古墳)
に改められています。
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埴輪・埴輪・埴輪
接近
中央に家が配置されていますね
では,ここで,記念撮影
物好きなかたは,写真をクリックしてみてください
背景の建物は,旧学習院初等科正堂です。
内部は
ほうほう
中には,毎日見ている建物の写真が掲示されていましたが,色褪せています
下段・左から二番目
(「東金高校作法室」と説明されていますが,正解は「記念館」)
四谷から成田に行き,そして栄町へ
移築されたそうです
ちょっと失敗したのは,有数の方墳である岩屋古墳を見なかったことで
今度行ったら,必ず写真を撮ってこよう!!
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最終更新日 : 2003.11.22