2018/05/03
〜なかなか良かったよ〜

「恋文の技術」
〜森見登美彦〜

『恋文の技術』:森見登美彦(もりみ とみひこ):2009年3月6日:ポプラ社:¥1500:県立CSRD高校図書館
 新タイプ書簡小説
〜就職に不安を持って大学院に進んだ守田一郎は教授の命で能登の研究所でクラゲの実験をすることになったが,盟友の小松崎マシマロ友也が4回生の三枝麻里子に一目惚れ苦戦を文通で助けるが,恋が成就して絶交する。研究室のボス・大塚緋沙子に京都の様子を聞きながら,就職した伊吹夏子が誰かと交際を始めたとの嘘に研究は捗らず,能登研究所の鬼軍曹・谷口誠司は罵声を浴びせつつ,その裏で大塚と交際していた。家庭教師の教え子・間宮君の新しいのマリ先生のおっぱいに気もそぞろで,小松崎君をライバル視している。妹・薫は兄と同じ大学に進んで将来・宇宙飛行士になろうとしているが,守田のクラブの先輩である森見登美彦のファンで,ファンレターを書いている。文通修行の真の目的は恋しい伊吹夏子に恋文を書くことだったが,失敗作しか出来ない。京都に帰って,大文字焼き山で皆が見ている中で告白するつもりだ。偽の招待状を皆に書く〜
 「きつねのはなし」を上梓した祝いをするという態だが,その「きつね…」より余程の上出来だ。面白かったよ

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最終更新日 : 2018.05.03

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