2018/04/26
〜失敗作

「きつねのはなし」
〜森見登美彦〜

『きつねのはなし』:森見登美彦(もりみ とみひこ):2006年10月30日:\1400:新潮社:県立CSRD高校図書館
 この連作は消し去りたい失敗作だね
〜「きつねのはなし」古道具屋でバイトをしている僕は奥行きの長い屋敷に通され,主に彼女の名前を告げると消えてしまった彼女を吉田山の節分会で探し出して連れ帰る「果実の中の龍」先輩はシルクロードを歩き通したり不思議な経験をしているが,長いつきあいの彼女が東京に移って分かれる際に,すべてが作り話だとわかった「魔」荒神橋近くの酒屋で剣道を趣味とする高校生の家庭教師を務める僕は近所の人が僕の顔を見て逃げていく不思議に遭うが,界隈では通り魔的な事件が起きていて警戒中だった…「水神」祖父の通夜で伯父二人と父と線香番をしながら古道具屋が預かり品を届けるのを待っていると不思議な出来事が次々に発生し,深夜届けられたガラスの銚子に入れられた百年前の水を祭壇に供えると中庭から大量の水が湧き家が流され水は疎水に傾れ込む〜
 キツネ顔の胴の長い魔物??…キツネは不吉,楽しくないし…この後でタヌキを選んで正解だ

4月の記録にジャンプ

読書記録の目次に戻る

最終更新日 : 2018.04.27

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送