2018/01/17
〜臥薪嘗胆とは云わないのよね〜

「呉越春秋湖底の城G」
〜宮城谷昌光〜

『呉越春秋湖底の城G』:宮城谷昌光(みやざき まさみつ):2017年9月19日:講談社:¥1600:茂原市立図書館
 伍子胥が最後の輝きを見せたのに主君に認められず范蠡が復活の機会を得る
〜呉では闔閭が陣没し,太子の夫差は伍子胥の補佐を受け越への復讐を狙い,それを知った越の勾践は今のうちにと呉を叩こうと出兵しようとした。范蠡は諜報が甘くなっているのを訝しく思って諌めるが,証拠は挙げられない。呉に内通する越の元海賊は,妻と子を養って貰った恩を忘れずに,伍子胥に越が船を作って太湖に浮かべ,呉王が出陣した隙を狙って,呉都を襲うとしていたのだ。これに対抗して,呉も船を作って,越王が率いる越海軍を完全に押さえ込み,進退窮まった勾践は会稽山に籠もった。范蠡と大夫種は夫差の側近伯嚭に賄賂を贈って夫差に勾践を助けるように吹き込んだ。伍子胥は勾践を殺す事を強弁したが、夫差はこれを取り上げず、会稽山に三年間幽閉した後,呉に連行していた公子公女と引き替えに呉都に送った。勾践と范蠡は国力を蓄えて,楚との同盟で呉への復讐を画策する〜
 臥薪と嘗胆…ねって,こういう事だったっけ?

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最終更新日 : 2018.01.17

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