2017/11/02
〜ちょっと軽すぎ〜

「アノニム」
〜原田マハ〜

『アノニム』:原田マハ(はらだ):2017年6月2日:¥1500:KADOKAWA:県立C高校図書館
 今までのお話と趣が違いますね
〜識字障害のある張英才は、それが故に自分は天才だと思っている。部屋に新聞紙を敷き、ペンキを滴らせた。香港に出来るメガミュージアムに出掛けたのはたった二人で、人気のある玉欄と設計士である日本の女性の説明を受けた。そのかれにポロックを真似て描いてみないかと接触してきたのはアノニムと名乗った。台湾出身のIT長者・蒋恩堂は美術品を修復して正当な持ち主に返す活動をしている。金持ちが個人で鑑賞する物ではないからだ。小さな村の教会が持つ受胎告知を戻したのも彼のチームだった。チームには、設計士のミリ、鑑定士のイタリア人サラ、オークショニアのネゴ、ペルシア絨毯商人のエポック、インド系IT技術者オーサムなどがいる。謎の大富豪<ゼウス>に過去最高額の落札額を出させ、本物は将来ある芸術家の卵のために使う。落札されたら直ぐにフランス行きの飛行機に乗せるが、途中でボスの所有するホテルの駐車場ですり替えるの〜
 まあ何と言うことはないすり替え。強盗?いや窃盗だね!今まで、静かさの中に熾火のような熱いモノを感じたが、ちょっと軽すぎるね。ラノベみたいで、あまり好きじゃない

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最終更新日 : 2017.11.02

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