2017/09/15
〜なるほど結婚詐欺で指輪かぁ〜

「ダマシ×ダマシ」
〜森博嗣〜

『ダマシ×ダマシ』:森博嗣(もり ひろし):2017年6月20日:光文社:県立C高校図書館
 ×シリーズ第6弾
〜椙田がいなくてもビルの前を掃く小川は、結婚詐欺かも知れないという女性・上村からの調査依頼を受ける。その男は真面目そうな人物で、新婚向けの預金を自分が勤める銀行がやっているからと誘い、前提となる10万円の普通預金と婚姻届も用意し、通帳も渡されたが、300万円がカードで引き落とされたらしい。探っていくと、永田の知り合いのモデル津村も800万円の被害、ライタだという森田の知り合いで岐阜在住の繁本も500万円を同じ手口で盗まれている。津村が鳥坂という詐欺師と出会ったホストクラブもどきという喫茶店では、バイトの後輩で大学野球部も後輩でもあるという前山から聞き込み、鳥井という本名を突き止めるが、自宅アパート手前を現場に鉄パイプで撲殺されて発見された。その直前、上村には半額の150万円が返されていた。防犯カメラに写っていたのは、淡い色のコートを着た女性。でも、安藤・繁本・津村には一緒に飲んでいたというアリバイがある。小川は事務所を譲るという椙田と居て、真鍋に良い雰囲気を壊されたが、5年前に死んで真空管アンプを残して死んだ恋人の知り合いであったのだと告白され、動揺した。調査を続けてほしいという上村は、殺人事件の推理を開始し、ホストもどきの前山なら女装して犯行に及び、男の姿に戻って逃走したのだと、連れ立っていた津村と前山を挑発する。事務所に逃げ帰る際に、真鍋に救援を求め、真鍋は警察を呼んでいた。その前に真鍋と永田は結婚することを決めていた〜
 小川令子が彼の遺品として持って来たアンプの中に指輪、そして真鍋が永田に指輪を買わなければと言う。森先生とすばる氏もこうして結婚したのでなかろうか。椙田が消え、真鍋は就職と共に結婚して事務所を去り、上村が加わる

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最終更新日 : 2017.09.16

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