2017/09/13
富籤突きの話かぁ〜

「本所おけら長屋D」
〜畠山健二〜

『本所おけら長屋D』:畠山健二(はたけやま けんじ):2015年9月22日:¥620:PHP研究所:県立C高校図書館
 長腰巻きなしで、この装画では売れないね
〜だるま長屋との諍いが幽霊屋敷での我慢比べ。八百金のお陰で勝利したが、幽霊に成仏してほしい。拝み屋の口から事情を聞き、酒宴を張ることに。呉服の売り上げを伸ばすために小間物商売を始めた伊佐吉の所には大店のお嬢さんが押しかけ、商売も順調で、呉服屋の隣の店を大旦那から貰い、娘を嫁にする話も進む。相談されたお染も鉄斎も万松コンビも妙案が浮かばないが。島田鉄斎が黒石藩の江戸家老に呼ばれ、殿様に江戸の事情を伝える役の侍を万松コンビが吉原に誘ったと耳に入れた。誘われた侍は故郷の見知った少女が売られてきたのに再会したのだ。凶作でも民の暮らしが立つように願う若侍の意見を聞いた藩主はおけら長屋の万松コンビに吉原に連れて行くように求める。久蔵は3両入りの財布を拾い1両の礼を貰う夢を見て正夢となり、富籤が当たる夢では大黒様が出て来て明日くじきっと当たりと云ったのに4番違いで、足くじき人にあたって帰ってきた。おけら長屋の新参・畳職人喜四郎の女房・お奈津は奉公先の材木屋の若旦那の子を宿し、端金で追い出されて川越にいる姉の家で産み落とした直吉を置いて、畳屋に奉公に出たのだが、川越の義理の兄が亡くなり本所に呼び出し、万松コンビを一部屋に押し込んで母子三人の住まいを作ったが、跡継ぎが出来ない播磨屋は、直吉を迎えたいと番頭が申し出てきた。訳を聞いて悩んだ末に亭主の喜四郎が出した答は、直吉を自分の子として引き取ることだったが、播磨屋から実情を聞いた直吉は川に飛び込み、金貸しの仏のお熊ばあさんが後を追って飛び込んで救うが…〜
  おっと、畳職人の家も主役になった。四巻目まで従来のカバーの上に人目を引くカバーを掛けて売り、定着したら「なし」で売ろうという魂胆だな

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最終更新日 : 2017.09.13

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