2017/09/07
この巻ではちょっと安心〜

「ジョン・マン 6順風編」
〜山本一力〜

『ジョン・マン 6順風編』:山本一力(やまもと いちりき):2017年6月20日:\1600:講談社:千葉市若葉図書館泉分館
 100円値上げ?
〜二等航海士となり樽作りの技術も学んだ万次郎は鯨が減少して狙いを太平洋日本近海に変えた新造船・フランクリン号に乗ったのは、ジョン・ハウランド号の副長だったアイラ・デイヴィス新船長に請われたからだった。ボストンに寄港し、大西洋東行きでベタ凪に出会うと水が悪くなり病人も出ると同級生から教えられ、石と棕櫚の葉などを用いた濾過装置を作成した。1846年6月アゾレス諸島12月ケープタウンを過ぎ、ニューアムステルダム島付近でメキシコ人コックと共に3m大のウミガメを仕留めたジョンは、新オフィサーとして乗組員の信頼を勝ち得た。嵐のオーストラリアを避け、チモール島ではオランダ人から日本の様子を聞いたが、船長は生欠伸を繰り返しあてにならず、ニューアイルランド島では珍品を集めようと単独行動をして、幻覚作用を持つ薬を盛られて体調が悪化し、船の指揮は副長が執るようになった。グアム島に辿り着き、碌な捕鯨をしていないまま、パタヴィアに行くことになりそうだが、アメリカ船籍の捕鯨船の船長から一緒に流された仲間のハワイでの消息を聞く〜
  今回はまあテンポ良かったし、変な話だが副長が精神異常を来し始めたので、立派すぎる人ばかりでなくて安心できた

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最終更新日 : 2017.09.08

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