2017/06/10
ずっと温め続けてきた構想らしい〜

「明るい夜に出かけて」
〜佐藤多佳子〜

『明るい夜に出かけて』:佐藤多佳子(さという たかこ):新潮社:2016年9月20日:\1400:県立C高校図書館
 Going Out int hte Bright Night
〜富山和志は大学休学中で金沢八景近くのアパートを借りてコンビニで働いているのは中学から高校にかけてラジオの投稿職人として知られていて、大学でお笑い系のサークルに入って告白してきた女の子とつきあい始めたのだけれど、キスを求められ、身体に触れられるのが嫌で、突き倒してしまった痛手を負ったからだった。店でも客に腕を触られて突き放して怪我させてしまった。25歳のバイト仲間の鹿沢は、接触恐怖症を女嫌いだと女性常連客に説明して、救われた。深夜にやってきた女子高生は、アルピーのANNの職人である虹色ギャランドゥだった。リスナー仲間だと判ると話しかけられるようになり、アパートを紹介してくれた高校時代の友・永川を含む四人の不思議な交遊が始まった。鹿沢はだいちゃという名で音楽をやっていて多少は知られた人間だった。佐古田愛の名門中高一貫女子校のパフォーマンス同好会に所属し、文化祭で発表する。彼女の作である「明るい夜に出かけて」は妙に心に刺さり、鹿沢は曲を作り詩作りを富山に依頼してきた。練りに練ってニコ生で流し、感動した富山は感想を述べに鹿沢のアパートに行った帰りに佐古田愛に出会い、ふらふらした生活をやめて大学に戻る柔らかに決心も芽生えたが、この生活をやめて佐古田愛との友情が終わるのも勿体ない。番組改編期が近づき、アルピーANNが終わりそうな雰囲気に心が騒ぎ出す…〜
 迷いながら、夢見る奴もいて、病んでいる奴もいて、行き詰まっているようでしっかり仕事もしていて、家を抜け出すたびに叱れるJKもいて。それにしても、深夜ラジオに魅せられて、それが生活のリズムを造り、同じ趣味を持つ者が話を合わせる為に色々調べたり、映画を全部チェックしたり、ラジオ聞きながらLINEやtwitterをチェックしたり…忙しいね。失恋して大学休学したという奴を思い出した…しっかりしろよ!って話で腹を立てていたけど

6月の記録にジャンプ

読書記録の目次に戻る

最終更新日 : 2017.06.10

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送