2017/05/21
良い本じゃ〜

「となりのイスラム」
〜内藤正典〜

『となりのイスラム』:内藤正典(ないとう まさのり):(株)ミシマ社:2016年7月21日:\1600:県立C高校図書館
 副題〜世界の3人に1人がイスラム教になる時代〜
〜@人間が一番えらいと思わない人、A人と人のあいだに線引きをしない人、B弱い立場の人を助けずにはいられない人、C神の定めたル ールの下では存分に生活をエンジョイする人、D死後の来世を信じて、楽園(天国)に入れてもらえるように善行を積もうとする人。それがムスリムだ…と。オランダは極端な個人主義で、社会生活を基本とするムスリムを排撃する。フランスは自由・平等・博愛の進歩を受け入れないムスリムを目の敵にする。ドイツは民族主義的な考え方から抜け出せずにいる。イスラム国を生んだのはヨーロッパの不寛容だが、なにより悪いのは難民を生み出したイスラム教国の方にある。そもそも国民国家という枠でイスラム教徒を括ることはできず、カリフ制度の復活を望む〜
 良い本だ! 自分が非イスラムであるという自覚の許で、わかりやすく納得させる。1956年生まれ東大卒、同志社大大学院教授でトルコに家を持つ

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最終更新日 : 2017.05.21

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