2017/04/14
最近はちゃんと完結している〜

「私たちは生きていいるのか?」
〜森博嗣〜

『私たちは生きているのか?』:森博嗣(もり ひろし):2017年2月20日:\690:講談社:茂原市立図書館
 Wシリーズの第5巻:Are We Under the Biofeedback?
〜ウォーカロンだけの村があると聞いてハギリ博士が訪ねたのはアフリカの南端。警察も立ち入らない場所は富の谷と呼ばれている。案内人は遅れてやって来て行き倒れ、仲介の占い師が紹介したローリィはキャタピラ式のバイクを調達してきた。村長のシンという百歳の老人だけが人間で他のウォーカロンは肉体を持たず、バーチャル空間で生活していて、夢の中で卵というプログラムを作って利益を得ているというのだ。勿論、頭脳だけ身体から切り離すのは違法だが、利益を上げているので治外法権が認められているらしい。バーチャル空間に入ったハギリとウグイにシンはアネバネが喜ぶかも知れないと呼びに行き、アネバネも入ってきたが、シンは姿を消し、3人は出られない。教師だったというウォーカロンが協力者になって図書館で調べるがログアウトの方法は見つからず、ハギリが図書館でデボラを調べると、気に掛けているデボラは気が付いて、隔絶されている地下にデジタルラジオを持ち込み、太陽を採り入れているファーバーを媒体として介入し、村はデボラの支配下に入り、3人は救出された。占い師マグナダを脅すと、シンとキリナバに誘導されて仕事を引き受けたのだと白状した。シンは端数を集めることで富を得ていたのだが、3人を監禁して日本への亡命を画策していたのだ。解放されたことで計画が挫折したシンは研究所でハギリを襲撃するが、撃退される。デボラが協力してくれる謂われは「友情」だった〜
 肉体という不自由なモノから解放される道もある…と

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最終更新日 : 2017.04.14

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