2017/02/27
途中から良くなる

「魔使いの呪い」
〜ジョゼフ・ディレイニー〜

『魔使いの呪い』:ジョゼフ・ディレイニー:金原瑞人(かねはら みずと)・田中亜希子(たなか あきこ)訳:2014年1月31日:\960:東京創元社:県立M高校図書館
 一巻が\800で二巻が\960…初回特別サービスって奴?
〜師匠の具合が悪く,師匠の兄の司祭を救う仕事はトムが一人でしなければならなかった。ボガードの中でも凶暴なキャトルリッパーは穴に封じ込めたが,吸い付かれた脚を切り離された兄は亡くなった。葬儀は師匠が避けてきたプリーフタウンで行われる。そこでカタコンベに封じられている古代の邪悪な霊ベインを退治するという。ベインは人の心を読んで支配する。カタコンベの上の教会の司祭達を支配し始め,十分の一税を二度取っているのだという。プリーフタウンにはジョンの直ぐ上の兄が錠前をやっていてカタコンベに入る鍵を作って協力してくれるはずだ。しかし間の悪いことに,魔女狩り長官が来ていて,アリスが捕らえられており,師匠も捕まってしまった。トムも司祭に騙されて拘束されたが,万能の鍵で脱出した。カタコンベに降りて捕らえられていた人を解放したが,師匠は取り調べの最中で救出できず,銀の門の前で捕まりそうになって,アリスの唾吐きで窮地を脱した。師匠が火炙りになるところは,アリスがベインと契約をして救い出したが,正気を取り戻させたのはトムの母だった。家に帰り着いた師匠は,アリスを埋める穴をトムに掘らせたが,ベインが家を襲う。ボガードが撃退したが,ベインを葬り去らない限り,安穏は得られない。先住の小さき人がベインを閉じ込めた方法をゴーストから学んだ師匠は,アリスを餌にプリーフタウンのカタコンベに誘き出すが苦戦する。途中から追い出されたトムは母の手紙を読んで,別ルートからカタコンベに降りていく…〜
 途中から読むスピードが上がる感じ。上橋さんが解説を書いていて,苦手なパターン化と想像して躊躇したんですって

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最終更新日 : 2017.02.27

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