2017/02/22
ひえぇ怖〜

「さよなら神様」
〜摩耶雄嵩〜

『さよなら神様』:摩耶雄嵩(まや ゆたか):2014年8月10日:\1500:文藝春秋:県立M高校図書館
 意外と怖い
〜小学校5年の同級生・鈴木はリコーダーを盗んだ犯人を当て,遠足中に居眠り運転のトラックが突っ込んだのを予見した。元柔道家のイエティ・美旗がライバルだった違う学校の小学校教諭を殺したと疑われたが,神様・鈴木はあっさりと,小学校の探偵団の仲間の父親だというのだ。美旗先生が浮気をしている友達の父親を注意し,逆恨みに遭ったのだが,人違いをしたのだった。俺が拾った犬を飼っていた老女が殺された。神様はこれも同じ団員の母親だという。カレーを作り,拘りのラッキョウを買いに来て,殺されたのだという。留守に家を物色した甥が捕まった。美旗先生の恋人がダムに浮いた死体として見つかった。目撃証言では白いセダンに乗っているのを目撃されているのだが,美旗先生が乗っているのは左ハンドルの白いセダンだ。去年の事,俺に告白した男子が神社裏の池に落ちて死んだ。神様に聞くと聞き覚えのない女性の名前。その後に転校してきた女性の灘と判った。神社で丑の刻参りをして五寸釘を人形に打ち付けている姿を見て,追い掛けられて,事故死した子と同じ日,同じ病院で生まれた男の子が金槌で滅多打ちにされた。幼馴染みの小夜子が掃除の時間中にバットで殴り殺された。犯人は同じ団員で団長・市部に熱を上げている比土だ。計画的な犯罪なのか?相手は小夜子でなくても良かったのだ。俺と市部の仲が裂かれるならば。その比土が滝に落ちて死に,神様は自殺だと言って転校していった。今までの神様の言動を思い返し,今県外で仲の良いカップルになっている俺と市部のことを考え合わせると…〜
 何だよ!女の子に俺なんて言わせるなよ!と思いつつ,最後はツンデレのラブもの?吃驚した怖さ

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最終更新日 : 2017.02.22

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