2017/01/24
〜ちょっとしつこく感じてきた

「想い雲」
〜高田郁〜

『想い雲』:高田郁(たかだ かおる):2010年3月18日:\571:角川春樹事務所:県立M高校図書館
 みをつくし料理帖の3
〜戯作者の清右衛門が登龍楼が土用の丑に鰻を出すのに対坑できるものを作って出せと煽り、澪は卯の花和えに梅土佐豆腐、埋れ飯を出し評判を得る。上方なら鱧を食べる季節の八朔、野江のいる吉原の廓から鱧を扱える料理人上求められ、あさひ太夫に食べさせ寸の間の再会を果たした。っる家を模した女料理人を置いた店ができたが味で勝負と思い込んでいる澪は動じなかったものの、前の店があった場所に登龍楼を首になった料理人がГつる家」の名で茶椀蒸を出すと聞いて澪は激昂するが、問題はその店が食中毒を出して俎橋の店への客足が絶えたことだった。酒を出して客をとり戻そうと小松原に戒められ、月に三度の三の付く日だけとし、最初の夜は又次が七輪で秋刀魚を焼いて客の足を停めさせたのを真似、梭子魚や松茸を店先で焼いて客を取り戻した。下足番の娘・ふきの弟が登龍楼から姿を消し、ふきは心配でものを食べられない。弟の好物は何かと訊ねるとГ柿」だと答えるので、澪はまだ熟し切らない柿を七輪で炙って食べさせた。弟は千駄ヶ谷の百姓の世話になっていたのだ。店主の種市は引き取るというのだが‥〜
 恋は思い通リに行かぬもの。今回はГう尽くし」で、埋め飯に使った沢庵が気になる。塩抜きが必要な程、昔は塩を効かせたのだろう。澪と野江の絡みは多少飽きてきた。芳の息子の話も進展があリそうごなさそうで、少し勿体をつけて出し惜しみしているようじゃありませんか?

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最終更新日 : 2017.01.27

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