2016/11/26
〜雑誌で読んでいる人は「あれ?」って思うだろうね〜

「陰陽師 玉兎ノ巻」
〜夢枕獏〜

『陰陽師 玉兎ノ巻』:夢枕獏(ゆめまくら ばく):2016年9月10日:\1450:文藝春秋:県立M高校図書館
 獏さんは作家デビュー40年で、陰陽師を書き始めて30年経つそうです。そうなると…どこかで読んだ展開や書き方、登場人物だと思わされるけど、月刊誌で読んでいると「あれ?…読んだぞ!…いや違うか?」と思わされるよね・良いけど
〜「邪蛇狂ひ」渡辺元綱は家人を4人殺し大蛇に取り憑かれた。「嫦娥の瓶」藤原兼道が捕らえた兎は蝕の月から降りてきた。「道満月下に独酌す」。「輪潜り観音」西の京に住む女は隣の敗れ寺の観音が夢枕に立つようになり幸せになるための首輪を渡され危うく首を吊る所だった。「魃の雨」猟師の叫麻呂が4尺ばかりの目のない女の姿をした化け物を捕らえたら日照りになった。「月盗人」西の京で通う男もいなくなった女の家で行き倒れた男を救う手は神泉苑で三回続けて満月の雫を集めて飲ますことだったのに女が神泉苑に入ると雲がかかって邪魔をするのは二人の女が男を手放したくなかったからだ。「木犀月」博雅と蝉丸が笛と琵琶を合わせていて庭に落ちてきた斧の持ち主は呉剛だった。「水化粧」若い女に取り憑いた鬼女は通ってくる男が捨てた女で絵師・百済川成が使っていた白狐の筆を使い水に映った顔を弄ると好きな顔に慣れるのだった。「鬼瓢箪」唐から来た暾炳が連れてきた由三格塞呀は髪を白くし瞼の裏に土を詰め腹から虫が出てくる〜
 「ゆこう」「ゆこう」そういうことになったのであった。は健在

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最終更新日 : 2016.11.26

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