2016/10/14
〜新シリーズ:読みにくい〜

「僕僕先生 零」
〜仁木英之〜

『僕僕先生 零』:仁木英之(にき ひでゆき):2015年1月1日:\590:新潮社:県立M高校図書館
 零と書いてゼロと読ませる新シリーズで文庫書き下ろし
〜水を操る神仙・拠比は創造神・炎帝神農により、秩序神・黄帝軒轅が造り出した人の姿に変えられ、口からものを食べなくてはならなくなり、盤・盆の子として生まれた僕僕と対とされた。人の姿に変えられたのは、軒轅の世界に入り込んで「一」を探すこと。一が二に分かれたために陰陽が生じ、宇宙も広がりを見せたのだ。拠比と僕僕と共に歩むのは戎宣という天馬の神仙だが、炎帝に願って力を減じて黄帝の地に入り込む。探し物は無数にあって判らず、炎帝の探し物を担当する導尤を先ずは探すが、水の得にくい旱天に住む人が邪魔をする。炎帝の側近・耕父や燭陰は増殖神である蓬莱に住む西王母に取りなして貰おうとするが、西王母の姿は見えない。邪魔をする巫女は神仙に近い術を操るが、力を減じたはずの拠比には及ばなかった。黄帝の側近・赤精子の子分である人に姿を変えた神仙の美豊・望森・百樹と共に導尤に会いに行くと、隻眼の大梟は各自見たいものを見せつけてはぐらかし、協力しそうにない。見たいものを見させることではぐらかし、麓の村から人々の色を奪い、色彩を創り出す神仙である希瞳の復活を願っていたのだ。祈りの力で導尤の目蓋を開かせ、一の欠片を手に入れ、炎帝鏡に力を込めさせた〜
 僕僕先生は厨師の神仙だったのかぁ。しかし無力に近い。前シリーズでは微塵も感じさせなかったぞ。王弁が仙骨の欠片を持っていて修行によっては…というのの意味が少しずつ見えてきた

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最終更新日 : 2016.10.14

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