2016/08/31
〜若いのにねぇ

「その日東京駅五時二十五分発」
〜西川美和〜

『その日東京駅五時二十五分発』:西川美和(にしかわ みわ):2015年1月1日:\400:新潮社:県立M高校図書館
 1974年広島県生まれの著者の伯父の体験記を基にした小説
〜昭和二十年春に召集され東京清瀬の陸軍特種情報部の通信兵として過ごし,アメリカの短波放送でポツダム宣言の内容を聞き,上官の命令で資料を焼き,階級章を剥がして焼き,軍人手帳も燃やして,故郷に帰るために,東海道線始発列車を東京駅で待ち,切符無しで大阪から広島まで帰ってきたが,焦土となった故郷でも,生活に必要なものを集めて回る女性の逞しさに触れる〜
 上手に書きました。「そうするしかなかったから,そうした」そういう人が多かったのだろう。他に選択肢はなかった

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最終更新日 : 2016.09.01

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