2016/07/27
〜うーん、ちょっと辛い

「図書館の魔女 第一巻」
〜高田大介〜

『図書館の魔女』:高田大介(たかだ だいすけ):2016年4月15日:\680:講談社:県立M高校図書館
 これが二分冊だったら読み辛い
〜鍛冶の里に生まれた少年キリヒトは王宮の求めで史上最古の図書館に暮らす「高い塔の魔女」マツリカに仕えることになった。古今の書物をひもとき数多の言語を操って策を巡らす彼女は、自分の声を持たないうら若き少女だった。キリヒトは手話を読めるが一文字も知らない。五感が人並み外れたキリヒトとなら手を絡める指輪で会話できるとマツリカは狂喜する。一ノ谷王国が通商同盟の要にあって繁栄しているのは先代の魔法使いで祖父が策を弄したものだったが、代替わりで与し易いと北のニザマの宦官宰相ミツクビが暗躍し始めた。植物園で指話を練習中、マツリカとキリヒトは古代の地下水道を発見する〜
 守り人シリーズ不思議が多過ぎて嫌だったけど、理屈っぽくて世界に入り込みにくい。早稲田大学大学院の博士課程まで進んだ人だからねえ。主人公は異能を持つ美少女と美少年だから、ティーン向けのファンタジーの世界ではある。2013年に上下二巻の単行本で出てメフィスト賞を貰っているが、森さんの話ではあの賞、講談社が売りたい作家に贈るために作ったらっしいよね。インテリの作家志望が好きだよね。この高田君1968年生まれで、東大でも講座を持っていたようだ。高い塔の螺旋階段を進み続けると、降りになるって・・・栄螺堂?

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最終更新日 : 2016.08.02

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