2015/09/16
〜s馬鹿馬鹿しいのだが

「あなたが消えた夜に」
〜中村文則〜

『あなたが消えた夜に』:中村文則(なかむら ふみのり):2015年5月20日:\1600:毎日新聞出版:県立M高校図書館
 なぜ三部構成?
〜連続事件の犯人と思われる「コートの男」を警視庁の小橋さんと聞き込みに回る中島は,所轄の刑事だ。3件目の被害が出て,職質で声を掛けた男はリュックに血の付いた包丁を持っていて緊急逮捕したが,日本各地に模倣犯が出ている。一件はテレビのレポーターを手に掛けた。五件目の被害者は精神科医。捜査本部しか知らない内容を遺書に記していた。操作本部に組み入れられたが,勝手に捜査しろと言われ,二人目の被害者の周囲を探ると「コートの男」と証言した男たち3人が,二件目の被害者とモーテルに消えていった。竹林という最初の被害者を殺したのは,二件目の被害者,売春相手に口裏を合わせさせたのだ。三件目の被害者である真田の交友関係を調べていくと,恋人であった科原さゆりが浮かび上がり,絞殺され焼かれて水を掛けられ車に轢かれた状態で奈良で見つかった小竹原,椎名めぐみも殺されている。椎名めぐみと関係を持った男は多く,母親は認知症。真田は口の中を焼かれており,精神科医の米村は免許証が焼かれ,椎名めぐみの墓の前では紙の束が焼かれていた。科原が遭っていた吉高亮介が直後に死んだ。吉高は科原にチョコレートを渡していたのだ〜
 犯人の手記(独白?)がなければ闇の中。どう推理しても犯人には辿り着けない。読もうとすると睡魔に襲われるのは飲んでいる薬のせいか,この本の内容のせいか??

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最終更新日 : 2015.09.18

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