2015/05/01
〜三冊目の最後に緊張感〜

「オーダーは探偵に-グラスにたゆたう琥珀色の謎解き-」
〜近江泉美〜

『オーダーは探偵に グラスにたゆたう琥珀色の謎解き』:近江泉美(おうみ いずみ):2013年11月22日:\530:アスキーメディアワークス:県立M高校図書館
 3冊目の最後に来てこの緊張感が生まれるのは意外
〜吉祥寺の喫茶エメラルドに来たスーツの女性を放送関係者と読んだ上倉裕貴は個人的な依頼だと当てて見せ,4年前に死んだ恋人が遺した言葉を探しに,仕事帰りに1時間半を掛けて庭木の手入れに通う一軒家で,色が変わる芙蓉の不思議を見せて,自分のことを忘れて結婚して幸せになれと云う伝言の入った缶を見つけさせた。真紘が結婚式で出掛けた店で夏物を冬物に入れ替える作業をバックヤードで行っていた美久と裕貴は閉じこめられ仲が近づいた。夏の終わりに浴衣を着た美久は,高校一年の女子高生の依頼を受け,幼馴染みの大学生が暗号を残して人を殺しに行ったと心配して探偵を探しに来た。謎を解いた裕貴はお祭りで水風船の中に輸入した頭の良くなるドラッグを受け渡そうとしている大学生を見つけて阻止するが,人混みの中で見失った美久は,どうやらドラッグの元締めに拉致されてしまう。セイと名乗る男は,裕貴の知り合いで,唯一残った未解決事件に関わっているらしい〜
 次も読もうかという期待を持たせる緊張感が出てきた

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最終更新日 : 2015.05.01

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