2015/03/1
映画

「戦火の馬」
〜マイケル・モーパーゴ〜

『戦火の馬』:マイケル・モーパーゴ・佐藤見果夢(さとう みかむ)訳:\1300:2012年1月20日:評論社:県立M高校図書館
 舞台と映画で
〜イギリスのデボン州で競りに掛けられた私は酔っぱらいに落とされ,心優しい息子のアルバートにジョーイと名付けられ,買ったことを後悔している父親から私を守ってくれたが,大陸で戦争が起きて軍馬が必要になると,父親にアルバートの留守中に軍馬として売られたが,買ったニコルズ大尉は良い人だった。騎兵大隊がフランスに渡って最初の戦闘で,ニコルズ大尉は戦死し,二頭だけが鉄条網を飛び越えてドイツの捕虜となった。ドイツ軍では,前線から傷病兵を野戦病院に運ぶ馬車を引かされたが,野戦病院が移動する際に,病院の向かいの農家に引き取られた。肺炎の娘・エミリーとその祖父に愛されたが,ドイツの砲兵隊に徴用され,前線に取り残された。英軍・独軍から白旗を振った兵士が2名出て,コイン・トスで英軍に引き取られた。そこには懐かしいアルバートが軍馬看護兵として働いていたが,前線で負った傷から破傷風となった。破傷風となった馬は処分されるのが普通らしいが,アルバートや鬼軍曹の懇願と幸運が重なって助かった。突然,戦争が終了し,家に帰れるかと期待したが,軍の命令で軍馬はオークションに掛けれる。鬼軍曹は少佐の許可を得て,26ポンドをかき集めたが,肉卸業者は27ポンドを付けた。そこに孫娘・エミリーの思い出のために祖父が参加し,28ポンドで競り落とされた…〜
 ロンドンで舞台に掛けられたが,スピルバーグが映画化。映画はヒットしたのだろうか?

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最終更新日 : 2015.03.19

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