2015/03/16
丁寧〜

「日本語のニュアンス練習帳」
〜中村明〜

『日本語のニュアンス練習帳』:中村明(なかむら あきら):2014年7月18日:\840:岩波書店:県立M高校図書館
 日本語と国語はどう違いますか?
〜1国語は(政府から)授与されるもので日本語は習得の対象である2「出版社が私に頼んだ」より「私が出版社に頼まれた」の方が当事者視点なので落ち着く7( )が痛い→耳・( )が高い→鼻・( )が立たない→歯10鼻音はm及びn12「カキヲタベル」でカキヲまで高い音だと柿・ヲが低くなると牡蠣15「日本」をニホンと言うと軽くニッポンと言うと肩を怒らせた感じ19漢字は意味・平仮名はことば,片仮名は音を伝えるので,「ケーシソーカン」と書かれると?となる20略語を用いると軽くなる21ピンを倒すゲームがボウリング,穴を掘るのがボーリング22言文一致と逆方向に動くと「バッター」は虫になる23表外文字が含まれると気兼ねして「蘊蓄」が「うん蓄」となるが臭そうで,「動悸」はうごきになっちゃうし「撥音」がはつ音では意味不明となる24常温で液状が「油」個体は「脂」肉の場合「膏」29建設は抽象的なものにも使われ建造は大型のものをつくる32「中年女性」が「中年女」となると評判が悪く,「女子大学」が「女性大学」とはなりにくい36「うめる」はくぼんだ場所に何かを入れて塞ぐ場合,「うずめる」は表面を覆う程度38「気がおける」の漢字はないのか?39「大丈夫」は「結構です」の代わりに使うところまで広がる56「達(たち)」には公達のように尊敬の気持ちが込められ「ら」は見下げたり親しみをこめる61「行ってきます」に「行ってらっしゃい」だと送り出す川の累積赤字になるので「行って参ります」と云いましょう73西条八十の『誰か故郷を想わざる』の「一人の姉が嫁ぐ」は「たった一人しかいないその姉が」という気持ち76「の」はくせもの100春は霞,春の夜はおぼろ,秋は霧〜
 分かっているようで,説明できないものが多いと感じますねぇ。38は「気が置けない」が正解かしら

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最終更新日 : 2015.03.16

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