2014/12/20
残り一冊〜

「岳飛伝11烽燧の章」
〜北方謙三〜

『岳飛伝J烽燧の章』:北方謙三(きたかた けんぞう):2014年11月30日:\1600:集英社:県立M高校図書館
 兀朮の呼延凌の戦いは引き分け,大理における南宋と岳飛のぶつかり合いは最終巻?!
〜兀朮も呼延凌も機が熟したと感じ,正面切っての衝突となった。呼延凌の武器は動かない歩兵で,金の騎馬隊を歩兵の待つ場所へ追い込む作戦だ。歩兵を率いるのは山士奇。4日目の衝突は午前で終わり,金軍が夜襲を3度に渡って掛けてきて,歩兵が開いた四つの花の一つに誘い込んだかに見えたが,史進の遊撃隊や,楊令の息子である胡土児の必死の反撃で,互いの首は繋がったが,山士奇は戦死した。秦容は北へ打って出る準備をしつつ,山岳兵だった公礼を妻として迎え,岳飛は南宋に百名ずつ散っているかつての岳飛軍を訪ねて,頭を下げて歩く。岳飛には,大理の辛晃を破って南宋を滅ぼすだけでなく,北へも侵攻し金も潰す決意を固める。轟交賈の簫R材は梁山泊の荷だろうと,南宋の物資だろうと,西域の珍品だろうと扱う積もりだ。象の川の造船所を切り盛りしていた李俊は長江への出撃を聚義庁に申し入れ,出撃していく。南宋の秦檜は雷州に新しい交易の拠点の建設を命じる〜
 この巻は,長江の戦いと,大里における南宋と岳飛のぶつかり合いだと思ったが,肩透かしを喰らった。燧はひうちいしの意味。それぞれの章の意味は已然として不明

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最終更新日 : 2014.12.20

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