2014/05/18
〜フェリーニ監督に影響されたタイトル〜

「ふえるま島の最終定理」
〜青柳碧人〜

『ふえるま島の最終定理』:青柳碧人(あおやぎ あいと):2012年7月13日:\620:講談社:県立M高校図書館
 浜村渚の計算ノート3と1/2さつめ
〜瀬戸内の島で黒い三角定規によるテロ予告があり,浜村渚は大山と武藤に連れられてやってきたが,岡山県警の2課の寺森が案内したのはふえるま島というホテル一軒だけの離島。3階の部屋から転落した事故が事件ではないか,調べて欲しいらしい。ホテル従業員は青い三角定規とは無縁だが,中国で企業相手の法律顧問をやっていた,塩沢が開館し,従業員全員が数学好きだという変わったホテルだ。浜村渚は支配人のパスカルらと数学談義に華を咲かせ,推理は武藤の仕事となった。空いている(2p+1)号室からは黒い三角定規のカードが発見され,3階の厨房から2階の玄関脇に降りるリフトや2階と3階の間に,書庫に使用されている空間があって,β室から支配人のパスカル氏とバーテンのソフィア氏の部屋の下まで続いている。塩沢氏の遺言は浜村渚によって解き明かされる〜
 本として9冊目なので,フェデリコ・フェリーニ監督の8と1/2を真似,マルコヴィッチ監督の7と1/2のアイディアを貰ったらしい。初の長編

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最終更新日 : 2014.05.19

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