2014/03/1
あらまぁ,もう第5冊〜

「ビブリア古書堂の事件手帖5」
〜三上延〜

『ビブリア古書堂の事件手帖5』:三上延(みかみ えん):2014年1月24日:\570:アスキーメディアワークス:県立M高校図書館
 栞子さんと繋がりの時
〜大輔は栞子から答えを待っているが、母親に会って確かめないと先に進めないようだ。せどり屋の志田は昔の女房に騙されて、当時の女房とやっていた会社の金5千万円に手を出したらしい。それは今の女房があちこちに持ち込んでは買い戻していく彷書月刊から判ったことだ。父親が大事にしていた手塚治虫のブラックジャックを売っ払ったのは高校入試に失敗して登校拒否になっている高校一年の男子生徒だった。母親が危篤の中、古本を買いに行っていて死に目に会わなかったのが嫌なのだ。栞子の母親から出された謎は、寺山修司絡み。死んだ15歳上の兄は末の弟に「われに五月を」を遺したのか〜
 アスキーってKADOKAWAなのね!文庫本の売り方の路線を進んでいる。次への気を持たせながら、本としては完結。完結よりも繋がりの部分が強調されているのが、この本の特徴ではあるな。栞子も夫と娘を残して家出した母親の気持ちが解るのが怖いってことで。P32L12「・・・・・県内ににある」::「に」が一つ余計

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最終更新日 : 2014.03.20

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