2014/03/11
油断大敵

「グリーン・ノウの子どもたち」
〜ルーシー・M・ボストン〜

『グリーン・ノウの子どもたち』:ルーシー・M・ボストン:亀井俊介(かめい しゅんすけ)訳:2008年5月2日:\1500:評論社:県立M高校図書館
 子どもの本だと侮って手にすると大変だ、読みにくいかも
〜トーズランドは寄宿学校のクリスマス休暇で、ひいおばあさんの住むグリーン・ノウの屋敷にやってきた。来た日は大洪水で、タクシーの先の出迎えは年寄りの庭師が漕ぐボート。広い屋根裏部屋に案内されると、不思議なことが起きるが、自分がここの子どもだというのはひしひしと伝わってくる。おばさんに聞くと、ペストであっという間になくなった3人の子ども、トービーとアレクサンダーとリネットと会えるだろうと話してくれる。徐々に気配を感じつつ、大雪の降った翌日、木の陰でテントみたいになった雪の下で遊ぶ三人に出会う〜
 日本人がこの世界に浸るのは難しい。マナーハウスを思い浮かべなくてはならないが、テレビで少しでも見たことがあれば、想像はしやすくなる。何しろ田舎で、広大なのだ。シリーズものの第一作、The Children of GreenKnowe。この4作目でカーネギー賞を貰うのだけど、そこまで気力が持つか心配だ。1954年に原作は出版され、日本語訳は1972年で、そこから改訂新版として出た

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最終更新日 : 2014.03.12

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