2013/06/23
論理の狂った犯人に翻弄される探偵見習〜

「岳飛伝D紅星の章」
〜北方謙三〜

『岳飛伝D紅星の章』:北方謙三(きたかた けんぞう):2013年5月30日:\1600:集英社:東部台文化会館
 呉用が死んだ
〜兀朮は北へ下がり続け,岳飛は辛晃らを率いて追い掛ける。一進一退を繰り返し,兀朮も岳飛も一騎打ちの気分で,決着を付けたく思っている。兵站線が伸びきり南宋の補給は間に合わない中,麦秋を迎えて,金は優勢になるなるだろう。粘れているのは,長刀隊が騎兵の勢いを削ぐからだ。帰還命令が届き,正規軍の引き上げと,岳家軍の居座りを岳飛は決定する。梁山泊からの補給を受け,直接対決を続けるが,馳せ違って岳飛は馬の首もろとも下から斬り上げ,兀朮は真っ向から斬り下ろし,両者共に深手を負った。それでも止めそうにない二人に,金の丞相から講和の話が持ち上がり,岳飛の許にも秦檜の腹心・許礼がやってきた。岳飛は引き上げ,江南に侵攻していた訥吾も引き上げた。メコンで仕入れた水牛の角や象牙は十三湊から平泉へ送られる。梁山泊の本賽では呉用が死の床に就き,宣凱が遺言を何とか聞き取ろうとしている。韓成は西遼の皇后に収まった顧大そうの要請で西の果てまで出掛け,反乱分子を宣撫しながら,上清の許で軍営を築く〜
 長くて長くて苛々。岳飛は南宋の総大将の地位を受けるのか?生き残っている漢は史進ぐらいになっちゃった

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最終更新日 : 2013.06.23

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